エコキュートから変な音がする?異音の原因とご自身でできる安心の対処法
「夜中に外からブーンという低い音が聞こえて眠れない…」「お湯を沸かしているときに、ピーピーやガタガタと聞き慣れない音がして心配」そんな異音に気づくと、故障ではないかと不安になってしまいますよね。
毎日静かに動いてくれるはずの給湯器から突然音がすると、ご近所への影響も気になって焦ってしまうものです。特にエコキュートは、夜間に稼働することが多いため、些細な音でも大きく響きやすく、気になりやすい特徴があります。
この記事では、エコキュートから聞こえる変な音の主な原因から、ご自身で簡単に確認・対処できる方法、そして日頃からできる予防策まで分かりやすく解説します。専門業者を呼ぶ前にチェックできるポイントもまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
エコキュートの異音でよくある症状
まずは、ご自宅のエコキュートからどのような音が聞こえているか、その特徴を確認してみましょう。
- 「ブーー」「キーン」という低音や高音がずっと響いている
- お湯を作るときに「ガタガタ」「ジージー」と振動するような音がする
- 蛇口を開け閉めしたり、お湯はりをしたりするときに「ドンッ」「カンカン」と音がする
- 「ピー」という電子音や、聞き慣れないアラーム音が鳴り続ける
これらの音が聞こえる場合、機器の正常な稼働音であるケースもあれば、部品の劣化や空気の混入、あるいは設置環境に起因するトラブルのサインである場合もあります。
異音が発生する5つの主な原因
なぜエコキュートから変な音がしてしまうのでしょうか。主な原因は以下の5つです。
1. ヒートポンプユニットが正常に稼働しているときの運転音
エコキュートは、夜間に空気の熱を取り込んでお湯を沸かす仕組み上、ヒートポンプユニットが稼働する際に「ブーー」という低い運転音やファンが回る音がします。これは故障ではなく、機器が正常に動いている音であることがほとんどです。
2. 配管内部の空気の混入(水撃現象など)
水道管や給湯配管の中に空気が入り込んでいたり、水流が急に変化したりすることで、「ガタガタ」という振動音や、蛇口を閉めたときに「ドンッ」という衝撃音(ウォーターハンマー現象)が発生することがあります。
3. 減圧弁や配管の振動・共振
お湯を作ったり水を供給したりする際に、減圧弁や周囲の配管が振動し、建物の壁などに共振して大きな音になって聞こえるケースです。設置から時間が経ってネジや固定部分が緩んでいる場合にも起こりやすくなります。
4. ファンや内部パーツの汚れ・経年劣化
ヒートポンプのファンや内部の部品にホコリや落ち葉が詰まっていたり、長年の使用によってパーツが劣化していたりすると、異音の原因になります。特に回転部分に何かが当たっていると、異質な音が目立つようになります。
5. 凍結による影響
気温が氷点下になる寒い時期には、配管や内部に残っている水分が凍結し、お湯を流そうとしたり沸かそうとしたりしたときに普段と違う音がすることがあります。
今すぐ試せる!異音の解決策と対処法
「この音がずっと鳴っていて不安…」「ご近所迷惑になっていないか心配」というときに、ご自身で確認・実践できる手順をご紹介します。
手順1. 音の種類や鳴る時間帯を確認する
まずは、その音がどのあたりから(タンク側かヒートポンプ側か)聞こえるのか、どのようなタイミングで鳴るのかを把握しましょう。夜間の沸き上げ時間帯に低音が響く場合は、正常な運転音である可能性が高いです。
手順2. 配管の空気抜きを行う
蛇口や給湯まわりで「ゴボゴボ」という音や水圧の不安定さがある場合は、配管の中に空気がたまっていることがあります。取扱説明書の指示に従って、給水配管やタンクのエア抜き(空気抜き)作業を行ってみてください。
手順3. 周囲の障害物や汚れを取り除く
ヒートポンプユニットの吸排気口のまわりに、落ち葉やゴミ、物が置いてあると、空気がうまく流れずに音が大きくなることがあります。本体の周囲をきれいに片付け、ファンがスムーズに回る環境を整えましょう。
手順4. リモコンのエラーコードをチェックする
異音と同時にリモコンにエラーが表示されている場合は、何らかの不具合や故障が発生しているサインです。表示されている番号を確認し、一時的なエラーであれば電源の再起動などで改善するか試してみましょう。
日常生活でできる!異音を防ぐためのポイント
ちょっとした心がけで、気になる異音や予期せぬトラブルを予防することができます。
- ヒートポンプやタンクの周辺を常に清潔に保つ定期的に本体のまわりを掃除し、ゴミや落ち葉が溜まらないようにすることで、ファンの異常音や故障を防げます。
- 冬場は凍結防止対策を早めに行う冷え込みが厳しくなる季節の前に、配管の保温材が傷んでいないか確認し、必要に応じて凍結対策を行いましょう。
- 定期的な点検を心がける日頃から機器の音や様子に気を配り、普段と違う音がしていないか気にかけておくことで、大きな故障を未然に防ぐことができます。
改善しない場合は専門業者へ相談を
ここまで紹介した確認やお手入れを試しても音が鳴りやまない場合や、明らかに金属が擦れるような大きな異音、爆発音のような衝撃音が続く場合は、素人での判断が難しくなります。
無理に分解したりそのまま放置したりせず、購入した販売店や地域の信頼できる専門業者へ点検・修理を依頼してください。安全で快適な毎日を送るために、プロの正確な診断を受けることをおすすめします。
まとめ
エコキュートからの変な音は、正常な運転音であることも多いですが、配管の空気やパーツの劣化、設置環境による振動が原因であることもあります。
- まずは音がする場所やタイミング、種類をよく確認する
- 周囲の掃除や空気抜きなどの簡単な対処を試してみる
- 改善しない場合や大きな異常音が続くときは専門業者に相談する
毎日の暮らしに欠かせないお湯だからこそ、仕組みを正しく知って、いざというときにも慌てずに対処できるようにしておきましょう。
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